
医療モール分析ダッシュボード【東京都・千葉県・埼玉県版】を公開。東京は新設モールの約半数に美容外科を掲げる診療所、千葉は流山など人口増加市へ、埼玉は駅前へ。直近5年の新設216モールを独自分析

〜東京は新設の約半数に美容外科を掲げる診療所が入居、千葉は船橋・流山など成長市へ集中、埼玉は新設の8割弱が駅徒歩5分以内。独自データで読み解く首都圏の医療モール出店動向〜
「データ×連携で、医療のかたちを変える。」を掲げる株式会社マゼランメディカル(本社:東京都品川区、代表取締役社長:杉本哲哉)は、Microsoft Power BIを活用した「医療モール市場動向ダッシュボード」の公開エリアを拡大し、東京都・千葉県・埼玉県版を新たに無料公開いたしました。今回の公開により、公開中の神奈川県版とあわせて、首都圏1都3県のダッシュボードが揃いました。
1都2県の医療モールは計1,160件で、全国3,032件の38%を占めます。東京都の855件は都道府県別で全国最多です。あわせて、独自ローデータをもとに、2022年以降に開業した新設モール216件の立地・診療科構成・口コミ評価を3都県横断で分析いたしました。
■ ダッシュボードのご利用方法
本ダッシュボードは、以下の専用ページより必要事項をご入力いただくと、閲覧用URLをメールにてご案内いたします。
閲覧はこちらのフォームに、必要事項をご記入ください。
■ ダッシュボードで分析できること
本ダッシュボードは「全体概況」「需要推計(人口)」「需要推計(地価)」の3つのカテゴリで構成されています。
〈全体概況〉 エリア別の医療モール軒数・診療所入居数・立地特性・開業年推移・診療科目組み合わせ・Googleレビュー評価を、地図と連動しながらインタラクティブに可視化できます。
〈需要推計(人口)〉 2020年人口と2050年推計人口から算出した人口維持率・高齢化率をもとに、医療需要ポテンシャルを市区町村単位で確認できます。将来の人口構成と受療率から算出した独自の「医療需給ギャップ指数」により、診療科目別の需要超過・供給過剰の傾向も把握できます。
〈需要推計(地価)〉 2022年から2026年の地価公示価格をもとに、市区町村ごとの地価トレンドと地価安定度を確認できます。
■ 東京都・千葉県・埼玉県の医療モール市場 分析主要ポイント
【3都県共通】新設モールは「2050年も人口が増えるまち」に集中し、口コミ高評価の比率も高い
2050年の推計人口が2020年を上回る(人口維持率1.0超)市区町村は、東京都で62市区町村中30、千葉県で4市、埼玉県で72市区町村中14にとどまる。新設モールのうち、これらの市区町村に立地する割合は東京92%・千葉46%・埼玉59%で、既存を含むモール全体の割合(東京81%・千葉33%・埼玉49%)をいずれも上回る。新設モールは、将来も人口が増える市区町村へ一段と寄って出店している。
口コミ平均4.0以上のモールの比率は、3都県とも新設がそれ以前を大きく上回った。診療科では、内科を主診療科とする診療所が入居する新設モールの比率が、3都県とも下がっている(東京72%→65%、千葉72%→46%、埼玉71%→55%)。
【東京都】新設161モールの約半数に美容外科を掲げる診療所。23区への集中も進む

都内855件のうち、2022年以降の新設は161件で、うち140件(87%)が23区内に立地する。23区の比率は全体(79%)より高く、区別では世田谷区17件、港区14件、江東区12件、渋谷区10件の順。
鉄道駅徒歩5分以内の立地は新設の65%(105件)で、都全体の59%より高い。主診療科で見ると、歯科(66%→52%)・眼科(36%→25%)を置く新設モールの比率は、それ以前に開業したモールより下がっている。
また、別途医療モール台帳をもとに弊社が独自に集計したデータによると、副診療科も含めて美容外科を掲げる診療所が入居する新設モールは75件(47%)にのぼり、それ以前に開業したモール(25%)のほぼ2倍となった。なかでも、皮膚科を主診療科、美容外科を副診療科に掲げる診療所が入居する新設モールは41件(25%)で、それ以前(12%)の約2倍。保険診療の皮膚科に自費の美容医療を組み合わせる診療所の入居が広がっている。
【千葉県】新設26モールは千葉市と東葛・葛南エリアに集中。人口増加4市に12件

県内163件のうち、新設は26件。うち24件が、千葉市(6件)、船橋市・市川市・八千代市・浦安市の葛南エリア(10件)、流山市・柏市・松戸市・鎌ケ谷市の東葛エリア(8件)に立地している。
2050年の推計人口が2020年を上回るのは、流山市(人口維持率1.21)・印西市(1.17)・柏市(1.02)・船橋市(1.01)の4市のみで、県平均は0.91にとどまる。この4市に、新設26件のうち12件(46%)が集まった。診療科では、精神科・心療内科のいずれかを主診療科とする診療所が入居する新設モールは27%で、それ以前(15%)を上回る。
【埼玉県】新設29モールの76%が駅徒歩5分以内。口コミ高評価モールの過半数が直近5年の開業

県内142件のうち、新設は29件。うち22件(76%)が鉄道駅徒歩5分以内に立地し、県全体の63%を大きく上回る。13件(45%)がさいたま市に立地し、区別では浦和区の4件が最多。
口コミ平均4.0以上のモールは県内に19件あり、うち16件が駅徒歩5分以内、11件が2022年以降の開業である。また、新設29件のうち28件に薬局が入居(県全体81%)し、精神科・心療内科のいずれかを主診療科とする診療所が入居するモールは28%で、それ以前(13%)の約2倍となった。
■ マゼランメディカル 直近の情報公開予定について
各都道府県で30以上の医療モールがある13都道府県について、ダッシュボードを2026年12月までに公開予定です。関東版(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)・近畿版(京都府・大阪府・兵庫県)・北海道版とあわせて8都道府県が公開済みとなりました。
残る奈良県・福岡県・愛知県・広島県・宮城県の5県についても、年内の公開を予定しています。
マゼランメディカルでは、全国の医療モールを網羅した独自データベースに基づく「国内医療モール市場統計レポート(PDF版)」や「国内医療モール経営実態 医師アンケート結果」を定期的に発表する予定です。今後も各種レポートの発行や、医療モール経営者へのインタビュー記事の公開などを通じて、医療モールの経営支援・施策提言に資する情報発信を継続してまいります。
※本リリースおよびダッシュボードにて提供されている内容は万全を期しておりますが、入手し得る資料および情報に基づいて作成したものであり、その内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
※本リリースの内容およびダッシュボードの使用は自己判断で行っていただくものとし、万一、貴社・貴法人が損害等を被った場合において、弊社は一切の責任を負いかねます。